近年、2月になると中国から沢山の観光客が日本へ来るようになりました。中国のお正月休み「春節」の影響ですね。春節(旧暦の1月1日)の日は毎年変わるのですが、2018年は2月16日でした。中国では大晦日の2月15日から2月21日の7日間が春節のお休みだったようです。(中国の他、台湾やシンガポール、インドネシア、マレーシア、ベトナム等も春節を祝うようです)
日本各地が中国人で賑わう中、春節のお休み最終日の2月21日に札幌発成田行ANA2152便に搭乗した所、いつもと違った機内を体験出来ましたのでご紹介いたします。
2018年2月21日(水)ANA2152 新千歳(CTS)07:45発 – 成田(NRT)09:25着
すすきの交差点近くのバス停から朝イチ始発の新千歳空港行きバスに乗ろうと氷点下の中、早朝5時30分前から並びましたが満席で乗れず、次のバスで何とか乗車出来たものの、かなり遅延し新千歳空港到着が7時10分過ぎと空港でゆっくりする時間もなくダッシュで保安検査場へ。
ANAカウンターも一般の保安検査場も激混みです!
プレミアム専用保安検査場へ向かうも、自動ドアの外まで並んでいます!間に合うのかハラハラしましたが、何とか出発時刻15分前には通過し急いで搭乗口へ。
既にかなりの人が並んでいます。
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優先搭乗に間に合いましたので早速機内へ向かいます。あら?何かいつもと違う雰囲気。左側は朝日が遮ってしまっていますが中国語で何やら書いてあります。
B737-800の機内はこれまたいつもと違い春節ムード。
オーバーヘッドコンパートメントには手作りの飾りつけが(^^)
CAさんにお尋ねしてみた所、乗客のほとんどが中国の方なので喜んでいただけるように頑張ってみましたとの事。そして当便は全員中国籍の客室乗務員で対応いたしますとの事でした。お話が終わる頃には優先搭乗後の一般客がどどどっと機内へ。
特に混乱もなくほぼ満席のANA2152便はセットスライドバーとなり無事離陸。
機内アナウンスは日本語、英語に加え中国語も。イヤホンを配る時(あれ?いつから備え付けではなく配るようになった!?)やドリンクサービスの時も中国の方には中国語で話しかけていました。
普通席とプレミアムクラスを仕切るカーテンにも可愛い飾りつけが。ほっこりしてウトウトしていたら無事成田に着陸していたのでありました。
搭乗記念にいただいたカード。いつもとは少し違った体験が出来てちょっと嬉しかったです。(完全にオタク)
今年もよい一年でありますように♪
まとめ
今回搭乗したANA2152便は春節最終日に国へ帰る中国人に対応する為、客室乗務員が全員中国籍という特別シフト。ANAではこの試みは今年が初めてだそうです。ひとつひとつが手作りの機内飾りつけと、いつも通りの笑顔と日本語で嬉しそうにお話してくれたCAさんがとても印象的で記憶に残るフライトになりました。
(掲載許可頂きました)
2019年も運航されたようで、Twitterのフォロワー様が新千歳→関西のANA1720便で体験されたそうです。2020年も運航されるか楽しみですね♪