「2017年秋、ANA国内線の旅が変わります。」
興味を引くキャッチコピーですがどんな風に変わったのか、変わって行くのかさっそく見てみましょう。
食事・ラウンジ・機内Wi-Fiの充実
より自由に。より快適に。2017年秋、ANA国内線の旅が変わります。|ANA
ANAが専用ホームページを作ってアピールしている項目は3つ。
1、国内線プレミアムクラスの食事・飲み物をリニューアル(目指せJALファーストクラス)
2、新千歳空港ANAラウンジのリニューアルとスイートラウンジ新設(一足先にリニューアルしたJALサクララウンジ)
3、機内Wi-Fiの充実(JALは機内Wi-Fi無料)
何れもJALを意識してのリニューアルアピールのようです。
3番目の機内Wi-Fiエンターテイメントの充実は、機内Wi-Fiがずっと無料になったJAL国内線に軍配が上がります。ANAも是非無料にしていただきたいですね!
2番目の新千歳空港ANAラウンジリニューアルとスイートラウンジ新設は先日、実際に訪れてみました。
新千歳空港のJALサクララウンジも2016年リニューアル後に訪れていますのでご参考までにどうぞ。
ANAプレミアムクラスの食事が充実
リニューアルの項目として1番目にきている食事・ドリンク。2017年10月29日からANAプレミアムクラスの食事とドリンクが大幅に変更されています。また、昼食提供時間帯が拡大されました。今まで11時00分~13時00分に出発する便で提供していたプレミアムクラスの昼食(GOZEN)の時間帯を、2017年10月29日より10時30分~13時29分に出発する便に拡大されました。
そして、羽田発着のうち、羽田⇔伊丹・新千歳・福岡・那覇の昼食時間帯では陶器のうつわを利用して暖かい食事が提供されます。どうやらANAはこれをイチオシにしたいようです。
更に羽田・伊丹・新千歳・福岡・那覇の出発便の夕食は有名料理店とのコラボレーションメニューが提供されます。羽田発では「らかん亭」、伊丹・新千歳・福岡・那覇発では「馳走 啐啄(そったく)」監修の食事になります。
羽田・伊丹・新千歳・福岡・那覇以外の出発路線では、各地の個性的なお食事が提供されます。(例:秋田発は比内地鶏やあきたこまちを使用した食事、徳島発は徳島県木頭産の「木頭柚子」や阿波尾鶏を使用した食事等)
リニューアルされたANAプレミアムクラスはどのように進化しているか実際に搭乗してみました。
11時35分那覇発のプレミアムクラスで羽田へ
ダイヤモンド達成時に付与されたアップグレードポイントを使い、久しぶりのプレミアムクラス搭乗です。ANA462便で那覇から羽田へ。
機材はB777-300、座席は通路側の3Cです。
デザインが変わったプレミアムクラスのメニュー。あれ?スープメニューからきのこポタージュが消えている・・・orz
そして気になるメニュー、期間限定の琉球ハブボール。チャレンジしてみますか~!
ど~ん!ハブエキス+13種類のハーブエキス+シークァーサーでとても飲みやすくなっています。皆様も是非チャレンジを(^^)プラコップもデザインが新しくなっています。(ちなみにこの琉球ハブボール、販売業者は沖縄県ですが製造は広島県です・・・)
プラコップが新しくなっていたのでスパークリングワインをいただく時は脚付きかな?と少し期待していたのですが、やはり通常のプラコップでした。
いよいよお食事です。配膳された時の状態はこちら。陶器のうつわに被せられたアルミの蓋が高級感を損なっているような気が・・・冷めないようにという配慮かもしれませんが、国際線のエコノミークラスを連想してしまうので個人的には工夫していただきたいなと思いました。
蓋を取るとあら不思議。なかなか美味しそうです。ANAイチオシの陶器は煮物と湯呑みに使用されていて、他のおかず・ご飯・味噌汁のうつわはプラスチックでした。
那覇発の昼食時間帯ですのでANAオリジナルメニューです。国際線ビジネスクラスの雰囲気には届いていませんが、国内線普通席では体験出来ないプレミアムな気分が味わえるのではないでしょうか。
軽食は2種類。リニューアル前と特に変わりはないようです。
定番のおつまみの他、アールグレイクッキーをいただきました。
まとめ
SFC修行で初めてプレミアムクラスに搭乗した時のドキドキ感や感動を思い出しながら2時間少々のフライトを楽しみました。陶器のうつわや期間限定ドリンク等、若干の変更ですが初めて利用される方はもちろん、既に何度も利用されている方も引き続き楽しめるのではないでしょうか。次は名店とのコラボ夕食の時間帯に利用してみたいなと思いました。